就職の選択に幼少期の親のかかわりが影響するらしい
就職の決断で迷っていると、ふとキャリアコンサルタントの授業で学んだ心理学者「ローの理論」を思い出しました。
ローは、人の職業選択には幼少期の親の養育態度が影響すると述べ
具体的には、過保護もしくは厳しい家庭に育った子は所得の多い職業(例:医者、弁護士等)を選択する傾向があり
無関心、放任で育った場合は、物を対象にした職業(例:研究家、作家、職人等)を選択する傾向がある。
また、受容されていた、あるいは愛情を受けて育った子は人との関わり、物とのかかわりがバランスの取れている職業(例:教師、サービス業、営業等)に就く傾向がるとのこと。
さて、私はどうだろうか・・・。
私の家庭は両親共働きで、親はほとんど家にはおらず、寂しい事に親からの愛情を受けた記憶がありません。
ですが父親は学校の勉強に対しては熱心でかなり厳しくしつけられました。
父親が怖くて叱られている間は全く勉強が頭に入っていませんでした。
中学生になると両親への嫌悪感から夜遊びを始めました。
ですが、親は勉強以外の事では私に無関心で、(気付いて無い振りをしていたのかは分かりませんが,多分バレて無かったと思います)私の夜遊びには全く気付いていませんでした。
きっと私は気付いて欲しかったのだと思います。心配されたかったんでしょうね。
ですが、期待外れでバレる事は無かった…。
いつの間にか、このままぐれたら私は自分が損をしてしまう。絶対、将来は親よりも金持ちになって成功して見返してやる!
という変な仕返しから、公務員を目指し、達成してしまったのでした…。
という事は、過保護とは違うけど厳しい家庭。
それでいて放任…なんだか不思議な家庭ですがそんな両親の元で育った私が選んだ職業は、
実際は公務員。願望では、カウンセラーであったり、占いであったり、アロマセラピストであったり…。
ローの理論からすると私は、愛情を受けて育った事になる。
え〜?それ本当?と言いたくなる。
さて、私の子どもは、どんな職業に就くのか。
親からしてみれば確かに成功はして欲しいけど
私のように後悔はして欲しくない。
本人がやりたいと思う仕事をやって欲しい。
その為には幅広い職業選択ができるよう情報をしっかり伝えておかなければ!