40代からのワクワクライフ

40代で公務員退職‼︎ ワクワクした人生にチャレンジしていきます

発達障害の診断について思うこと…

またまた、息子ネタになりますが…

 

息子が高校生になってから思う事があります。

 

「発達障害って、本人に困り感がなければ別に診断してもらう必要ないんじゃないか」ということ。

 

小学校の頃は確かに息子は学力は低かったけれど本人に尋ねると、さほど困っている様子はありませんでした。

 

立ち歩きがある訳でも無いし…

 

あるとしたら友達とのおしゃべり…

 

注意散漫で文具を分解する…

 

イタズラ…

 

逆に困っていたのは先生だったような…

 

確かに先生の負担が多くなると支援の先生欲しいですよね…

 

でも、結局、診断名もらってヘルパーの要請出しても息子よりも、更に手がかかる子がいるのでメインはその子に回る。

 

うちの子は一週間に一度の一時間…

 

これって支援の意味あるのかな…

 

結局うちの子を主に見てくれていたのは、同じクラスの子で世話係という名が付いた子。

 

小学生の世話係が自立に向けて支援など出来るわけなく、ほとんど息子が時間のかかる事はその子がやってしまっていたので、

 

息子は返って他人任せになってしまった様に感じますm(_ _)m

 

確かに息子が問題行動を起こした時、発達障害を持っているという説明は理解に繋がりやすかったのかな…とは思いましたが

 

返って診断名を付けた事で息子の成長の妨げになってしまっていたのではないだろうか…と思ってしまうのですm(_ _)m

 

一番悔しかったのは、小学校の部活での対応でした。

 

息子はそこそこ運動神経は良かったので小学校チーム代表でトレセンに出場させてもらっていました。

 

しかし、息子に発達障害がある事を知っていた方が(その方は学校の評価委員をしていたので息子の情報を耳にしていました)部活の監督に変わった途端、トレセンどころか大会への出場も減らされてしまったのです。

 

その時、障害を持っている事を伝える事の不利を強く感じてしまいました。

 

中学校に上がってからは教師が部活を見るので、そんな差別は無くしっかり息子のやる気や頑張りを認めてくれ良さを伸ばしてくれましたが…

 

小学校でのあの経験はかなり彼の自信を落としてしまった様に思います。 

 

あの頃はキーパーで活躍していましたが、中学校では二度とキーパーはやらない!と言って聞かなくなってしまい…

 

中学校の先生も高校の先生もキーパーが向いてるというのですが、聞く耳もたず…。

 

あの時、あの監督に変わらなければ…と思わずにはいられません。

 

なので、発達障害のような特徴があってもただ周りの意見をうのみにせず、どこまで支援をお願いして、どう本人に意識づけていくのかという事を細かく納得するまで、話し合っていく必要があると思いました。

 

親も仕事をしているとなかなか話し合いの時間が持てないと思いますが、私は子どもに将来自立して欲しいと思うなら学生の頃こそ、子育てに時間をかけてやるべきだと思いました。

 

忙しい事を言い訳にして学校任せにしてしまった私は後悔だらけです。

かえって自立が遅れて親は苦労します。

 

やっと、今年…かなり遅くなりましたが残り少ない学生生活に親として出来る事をやってあげようと思い、仕事を辞めて時間が作れるようになりました。

 

そう思うまでに、こんなに時間がかかってしまったのです。

 

子どもが小さい時に誰かアドバイスをくれる人がいたら、もっと変わっていたかな…と思ったので、私と同じような悩みを抱えている人の為にこの記事を書いています。

 

まず、発達障害という名前を何故つけたのか。

せめて「障害」でなく、「多動症」等、症状的な名前にして欲しかった。

 

そうすれば、周囲の方々の偏見も気にせず済むのに…と思うのです。